学校法人高知学園 高知中学高等学校

PTA会長挨拶

2022年度PTA会長所信

本校は1899年　明治32年4月に創立し、本年で124年を迎えます。この積み重ねられた歴史の中で20,000人以上の卒業生を輩出し、その多くの卒業生が高知で、全国で、世界中でご活躍をされております。

そしてクラブ活動におきましても、この春に兵庫県の甲子園球場にて行われました第94回高等学校野球大会に4年ぶりに出場を果たすなど、その他にも数々のクラブ活動が全国で活躍をしております。

コロナウイルス感染症終息の見えない中、子どもたちは制限された環境で学習にクラブ活動に励んでおります。心も身体も一番成長するこの時期に少しでも多くの学びの機会や、挑戦の機会を与えるためにも、各ご家庭でのコロナウイルス対策を徹底して行っていただきたいと思います。

子どもたちを取り巻く環境は、刻一刻と私たち保護者がついていけないほどのスピードで変化しております。その中にはICTを基盤とし、IoTがそれをつなぎ、DXがそれらを更に変革していくといった教育環境や、大人のわからない場所、いわゆるSNS上でのいじめを始めとする子どもたちのメンタルヘルスに関する問題など、子どもたちもたくさんの課題を抱えて生活をしています。

そしてPTA活動とは、本来子どもたちの学校環境をよくするためにあると言われています。そのためにはすべての保護者が他人事と思わず、自分の子どものために何らかの形でPTA活動にかかわっていただきたいと思います。そのかかわり方はたくさんあり、主にはPTA本部役員・学年委員・クラス委員、そして各支部の役員などがありますが、各支部会に出席することや総会に出席すること、そして何より子どもたちの家庭での様子や学校での出来事で気づいたことを、各委員や役員と共有し学校がより良い環境になるように考え相談していくことが一番の関わりだと思います。役員・委員だけでは気づかないことがたくさんありますが、皆さんがご意見をくださることにより、よりよい学校環境つくりにつながっていくのではないかと考えております。

最後になりますが、保護者の皆様におかれましては、できる限りのPTA活動にご尽力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。